認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護帰省 実家の庭をつくるぞ

先般の介護帰省、
自分的には些末なことがたくさんあり、
リアルタイムに記していけなかったので
追々述べていきたいと思います。

 

まず、帰省2日目の火曜日に
花の苗が届きました。
マリーゴールド4つ、エキナセア3つ、ミニトマト2つ。
本当ならホームセンターで選んで購入すればいいのでしょうが、
自家用車を持たない私に、通販は素晴らしい福音です。

せっせと植えつけました。

パッと見、華やかなのはマリーゴールド
母の食いつきがいいのがやはりこちらです。
母、黄色やオレンジの花によく反応します。

オレンジのラインがマリーゴールド。黄色丸はもはや野良と化したクリスマスローズ。本当に野良になるんですね(喜んでる)

私はハーブが好きですし、
効能がいろいろ期待できるうえ、多年草でもあるエキナセナは狙い目です。
ただ、こちらの苗の花の色は見た目が地味につき、
母のウケはイマイチ。

オレンジ矢印がエキナセア(地味!!)、黄色は野良クリスマスローズ

トマト用には支柱を打ち込みました。
ふつうの金槌しかなかったので、
これでガンガンいきましたが、
向かって左側が15センチくらいしか入らず、
ガンガンやられた支柱の頭は潰れてしまいました。
大丈夫なのか!?
向かって右側は20センチ打ち込みました。


子どもの頃に遊んでいたようなクローバー畑を再現したいのと、
クローバーをグランドカバーにしたら雑草は目立たないはず。
と、一石二鳥を狙いつつ、
何種類かのクローバーを植えています。
夏の酷暑にも負けず、ずいぶん繁殖してくれて、
ところによっては膝丈くらいに伸びました。
シート拡げてお弁当でも食べたくなります。

モッサモサのワッサワサ。

母のリクエストで、2021年3月に植えたきんかんの苗。
母の指示通りの場所に植えるも、
その場所が気に入らなかったようで
このたび母がひとりで移動させていました。
まだ実をつけないので母はイラッとしています。
とにかく早く食べたい母、めっちゃ気が短いです。

…うまくいけば、8月頃に花が咲くはずですが
どうなることやら(去年は咲きませんでした)。

 

植え替えたぷちまる氏に圧をかける母。

帰京してから、Twitterのリプで、
「ターシャの庭」のキーワードいただき、
目の前がパッと明るくなりました。
そうなのそうなの、そういうことなの!!
イメージに名前をいただいたみたいでうれしくなって、
もう、あまり気にせずどんどん植えていこうかなと思案に耽っています。

 

次回の6月帰省時は、花系はマーガレット、コスモス、ひまわり、
ハーブ系はレモンバームバーベナ、シソ、ヨモギ
もう全部いっちゃおうか。

 

これからのシーズンは草むしりとの格闘です。
熱中症予防のために、タイマーセットは必須。
1回20分と決めて、スマホでタイマーをかけてむしります。
バッタは出てきました。カナヘビやトカゲはまだ少なかったかな。


エノコログサ、メシヒバ、スズメノカタビラなど、
葉がシュッとした系は、遠慮なくガシガシむしっています。
クローバーに紛れて、あわよくば占領しようとする意図を明確に感じるので。
毎年格闘していますが、てんで勝つ気がしない。

むしるのがちょっとせつなくなるのが、
カタバミ、オオバコ、ナズナハコベドクダミ
かわいいし、どれも食べられるし、むしるのがせつなくて。むしりますけど。
でも「ターシャの庭」でいくなら、これらも群生させてしまえばよさそう?


ハルジオン、ヒメジョオンは、姿はかわいいけど、
要注意外来生物だから駆除対象です(せつない)。
ナゲミヒナゲシとかアメリカフウロもかわいいけどダメだよなぁ。
タカサゴユリと新テッポウユリに至っては
母にとってはどれも愛らしく、可憐なユリで(実際すごくかわいい)
駆除に後ろ髪を引かれる思い。
でも、うっかり種を飛ばせてしまったのを見ると、
「こりゃ手に負えなくなるわ」と実感します。
花を楽しんだらすぐに抜けばいいのか(せつない。とか言ってたらダメか)。


ナガミヒナゲシ要注意外来生物には指定されていません。
しかし、まあ悪影響はある模様です。セイタカアワダチソウ的な?
…でも、かわいいよな。
毒性があるといわれても、
お花屋さんの店頭で売られているスズランの鉢を見て
「じゃあこれはえんのんか?」とモヤモヤする季節です。
スズランの毒性は青酸カリの15倍だそうで、ドン引きです。

horti.jp

スイセンだって毒性は強く、
スイセンをニラと間違える中毒事故は、今も時々発生します。

スズランもスイセンも、実家の庭にひっそりと棲息していて
可憐な花は眼福です。
引き続き、庭の片隅でひっそり育てる所存です。