認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

90歳認知症のお買い物

 

WBCで日本が世界一になったことを歓喜する母。

水曜日は母の大好きな移動販売の日でした。
音楽を流しながらやってくるのですが
難聴の母には聞こえません。
開始予定の10分前には、さっさと支度ををととのえて、
玄関を出て行ってしまうので
「まだです」とうちに戻して、また母が出て行って…を3セットくらい繰り返しました。

来た来た。
ちゃんとエコバッグ代わりの紙袋を持参しました。えらいやん!

お店の方の許可を得て、大好きなお店で写真を撮影させていただきました。

 
あれもこれも買おうとする母。
「それは家にたくさんあります」
「そんなに買ってもとても食べきれません」
と、止めるのに必死なわたくし。
いつもの販売員さんはニコニコ見守ってくださいます。
母にあわせてゆっくり話してくださって、
母がお金を出すのがゆーっくりでも、
ちゃんと待っていてくださいます。
それでもって母に「奥さん」と声をかけてくださる。
なんだか、ありがたいなぁ。
母、ものすごく気持ちよく買い物ができるわけです。

 

公民館の桜がきれいに咲いていました。
母、大喜び。

 

水曜日のお昼ご飯は、
さきほど移動販売で買ってきた物を中心に。
大満足の様子です。

「おいしい、おいしい」言うのを聞くと、私が幸せを感じます。
別に私の作ったものじゃなくたって。

 

移動販売で買い物している最中にWBCの日本勝利を知り、お店の人やお客さんと、私は大喜びしておりました。母にも伝えたものの、理解できないようでした。
でも、帰ってからTVであらためて放映される様子を見て、「勝ったのよ! すごいね」と大喜びしていました。

まあいい。