認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

腰椎圧迫骨折から二十日、認知症母がひとりで外歩き_| ̄|○

実家をあとにしました。
当然、実家最寄りのバス停に、見送る母の姿はなし。


一抹の寂しさを感じます。まだここまでは。

空港に着いてから、母の様子をAlexaのカメラでのぞくも
さっそくソファでくの字で寝る母。

全然ダメじゃん。

そして夕方、まずはカメラ(Echo Show)で母の所在を確認して
呼びかけようと思いますが、3台のカメラのどこにもいません。
仏壇でおつとめかしらと気長に待つことに。

数分後、解錠する音と共に、ガラガラガラ…と玄関扉が開いて
母、帰宅。


ある意味、期待を裏切らない人でもある。

涼しい顔で「外をひと回りしてきた。体がなまるからね」。
なんでやねーん!!!

圧迫骨折の療養中やろがい!!

 

「なんてことをするんですか!!」とギャンギャン噛みつく私に
「カメラ越しに怖い顔しないでよ。ガミガミうるさいわね」

遠隔で、母を止めることはできません。
これが原因で歩けなくなっても、寿命縮んでも致し方あるまい。
ウチの場合、多動の母の遠距離介護の限界です。

 

しかしながら母は痛みにはヒジョーに弱いので
痛みをおして無理に動いているわけではなさそうです。
つまり、たいして痛くないから動いてる。
先般の病院の先生に、母が外に出る旨を相談したら(受診時のこと)、
「痛かったら動けないんだし、動けるなら動くのはしょうがないでしょう。
止められないものね」との見解でした。
先生、見たんか!?
「もちろん、動かないに越したことはない」とは言われましたけども
あの白い、治ってきてますラインの出現がデカかったのだと思います。

「野放しにするも致し方なし」のニュアンスを受け取りました。

 

それにしても、万障繰り合わせの上、
1週間後に再び帰省する意味はあるのか!?
まあいい。

ほとぼりが冷めてから、服薬支援のAlexa呼びかけ。
ついでにお説教、ふたたび。
「母さん、外に出歩いては行けませんよ。
これからのことが大事でしょう? 11月だけの辛抱なんだから」
「え? 絶対行きませんよ」
「…どの口が言うてるんですか」
「舌先三寸はいけないわね」
…なんなん!?

日ごと元気になる母ですが
またさらに拍車がかかったように見えます。
ただ、Alexa越しだと元気さばかりが際立つように見える
ということもあるようなので、気をつけたいとも思います。
元気はいいこと。でも騙されちゃダメ、みたいな。

甲斐甲斐しいサポートは(←自分で言うな)、たぶん水泡に帰す感じかしら。
まあいい。
このまま回復して元気なばあちゃんになりますように!

  

1枚目)出かけられなくても食のあんしんを感じてもらうために、母好みの菓子パン並べて、便利玄関先はお店みたいに。これを見たときはキャーキャー言っていたのですが。2枚目)母サイズのミニカップ麺もたっぷり。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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