認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

活動期!? 古い配食を食べそうになる認知症母

実家、移動販売の日。
私からはなにもアプローチはしませんが
気になって時刻に玄関前をチェックすると異状発見。

いつもと異なる場所に配食の保冷バッグが、
しかも複数あります???…危ないところ、セーフでした。

状況を解析すべく録画をたどっていくと
8時29分:お出かけの支度をした母が登場。
どうしたどうした!? …こんなに早い時間に出かけるつもり? 
デイサービスのお迎えが来ると間違えている可能性がありそう。

表に出てあたりをキョロキョロしていると思いきや
なんと母が保冷バッグを3つ4つ持って現れました。
…そして置いた!?

9時42分:いでたちが変わり、再びお出かけしたかと思ったらすぐ帰宅。
バス停に掲出された時刻表を見にいくパターン!?

 

10時46分:出かけるのか、コンビニか!?
もうすぐ移動販売の時間なのに残念!!と思っていたらすぐ戻り???
11時10分:移動販売の時間になり、いそいそと出かける母
よかった!のですが、戻ってきたときに、自分で並べた保冷バッグを
配食が届いたと勘違いしたようで、
そのまま家の中に取り込んでしまいました!!

うあぁぁぁぁ。それはダメ!

 

直後に昼食が来てAlexaで呼びかけたら
「お昼は来たからテーブルに並べたよ」と(古い弁当を並べて)ごきげんな母に
「母さんそれは古いモノですから食べてはだめ!!!!!
新しいのが届いたので今取り込んできてください」と言うも
このスコタン娘がまた馬鹿なコトをいいやがってのオーラがメラメラと…。

そう、それ! それが今日のお弁当です、母さん。お弁当を取りに行って戻ってくる間じゅう、絶好調で鼻歌まじりの母。やはりデイサービスお出かけのつもり満々だったのかもしれません(確かめられず)。

とにもかくにも届きたてのお弁当を取り込んでくれて
とりあえず安堵しました。

それにしてもなぜ、保冷バッグを表に出して
その中にご丁寧に、手をつけないお弁当を入れていたのですか、母よ。

それが配食屋さんの手にに渡らなかったのは幸いでした。
そして炎天下に3時間以上放置された古いお弁当を
母が食べなくて何よりでした。

 

予期せぬことが起きますが
モニタリングできるおかげでトラブルは防げることもあります。
運、ただそれだけですが、ラッキーでした。

まあいい。