認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母、できたりできなかったり、豊かだったり、キティラーだったり

玄関手すり2日前。全くそのことに触れず使っているので
私もそれについては触れません。このまま、なにとぞ~!

連日、母がとんでもない格好をしているのに慣れていたので
外出に合わせてふつうの格好をしているのを見て
軽く驚いてしまいました。なんや、できるんやんか…。
母、Tシャツの上にババシャツを着て表に出るなど、なかなかシュールなことをやっていたのですが。よかった。ポムポムプリンのTシャツ。どやっ!

母と一緒に銀行に出かけ、
1カ月分の生活費を口座からおろしてきました。
毎月、私が帰省したときに、かならず一緒に銀行へ行き出金する。
まだ、このスタイルにし始めたところですが(今回で2回目)、
このひと月間は母がひとりで銀行に出かけ、
行員さんにご迷惑をおかけすることもなく、丸く収まっています。
行員のみなさんもホッとされていた模様です(ご挨拶してきました)。

「できない」「困っている」も母は言わないので
本当は困っていたことに気がついてあげられなかったわたくし。
少し反省してもいます。
同時に母はまだ、娘には言いたくないことが結構あれこれあるようで
それも尊重したいし、ちょいと困ったものです。
ここはまだ放置します。大丈夫、なるようになれ!

帰宅後、仏壇で「ああ~、お土産買ってくるのを忘れましたぁぁぁ」
と母が嘆いているので、買って来たポテトチップスを渡したら
うれしそうに「今日のお土産はフクが気を利かせて買って来ました」
と語らっていました。
母、仏壇との距離がものすごく近い。
いや、時間的な問題ではなく、心の距離というか。家族以上に家族。
仏壇の前に、スナック菓子やらチョコレートやら菓子パンやら
カジュアルなお供えがしてあったのは
そうか、毎日、母はその日のお出かけの「おみやげ」を
お供えしていたんですね。ちょっとかわいい。
まだまだ知らない母がたくさんいるなぁ。

それもこれも、母の居室に仏壇を移してことが功を奏しています。
ホント、移動してよかった。以来母もすっかり落ち着き、
2階に上がるのは週1ペースになりました。

【過去記事です。4月に仏壇を、2階仏間から1階母の居室へ移動したばかり…。あんなにゴネていたのに、いちばん喜んだのは母でした】

 

今日いちばんのいい仕事。
実家のウエットティッシュのケースが壊れていたので
Amazonでポチりまして。
お高かったけども、キティラーの母が喜ぶだろうと、
キティちゃんのを選びました。本日到着。

母、喜ぶまいことか。「さびしいときにはなぐさめてくれる? 絶対よ!」と語らっていました。一緒に寝ようとするのを必死に止めました。

 
さびしいことがあるのかなぁ。

 

【これまた過去記事ですが】