母への日課電話は夕方18時前後。そろそろお夕飯という頃です。
今夜のおかずについてはよく話題になり、母からもしょっちゅう
「フクさんちは今日のおかずはなあに?」と聞かれます。
ほんの少しでも
母が自分がひとりぼっちであることをわびしく思うと困るので
正しい“今夜のおかず”は決して伝えません。
フク:「まだ決めてないな。母さんは?」と切り返すことにしています。
あるいは
フク:「母さん、今日もうちは鍋だよ。決まってるじゃない。
私は鍋しかできませんよ」
または
フク:「そうだな、今日もカレーにしようかな」
この返しに、母はギャハギャハ大笑いして喜びます。
足をバタつかせているんじゃないかと思われるほどです。
毎度のお決まりなのに、毎回非常にウケがいい。
確かに私、料理は決して得意ではありません。
「いやーん、この子やっぱり家事とか全然ダメ!(^o^)」
ってところで安心するんですかね。
でも、介護帰省したときは、私のおさんどんで
ふつうにすごしていらっしゃるじゃないですか、母さん。
そんなことはどうでもよくて
娘のダメキャラを、手を叩いて、指さして、喜ぶ母。
いや、喜んでくれるなら、毎日でもやりますけどね!
母:「鍋だって!」
母:「またカレーなの、そ~お!」
なぜだかわかりませんが
ダメキャラ演出で今日もハッピーなのでした。
…いいけど。
ホントはちょっとわかるなぁ。
ダメなのとか、相手の抜けているのを見ると
ちょっと安心するような、楽しくなるようなところ
私にもあるからな(大汗