認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

蒸気レスの「わく子」さんレポート_高齢者のあんしん家電

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安全性はもちろんですが、狭いところに置きたいので、蒸気レス設計は助かります。隣のトースターなども傷めずにすみそうです。


先月の母の誕生日プレゼントに贈った
電気ケトルのタイガー「わく子」さんについてです。
T-falと悩みに悩んで選んだのが「わく子」さんでした。
商品の詳細は以下のメーカーHPをどうぞ。

 
実家で実際に使ってみて、とても使いやすいです。
母がひとりで使いやすい容量(0.8リットル)にしたのもよくて、
モノ自体がラクに持ち運べる重さ。
母でも余裕で持ち運びできました。
そしてパワフルです。
カップ1杯分なら、1分かからずに沸きます。とても早い!


個人的に惚れ込んだのは、蒸気レス設計です。
びっくりするくらい蒸気が出ません。
「全く出ない」と言ってもいいと思います。
「あれ、おかしいな、湯気出てるし…」と思ったときは
わたしがフタのロックを外して沸かしたときでした。
これなら、周囲の家電とか、家具とか、傷めずに済みそう。
なにより、湯気が見えると、母のギャオスが出そうですけど
それも大丈夫。今のところャオスの登場はありません

フタがはずすことができ、はずしたフタを正しく閉めるのに、
わずかにコツはいりますが、母もそこそこ上手にできています。
電子ケトルとしては満点をあげたい。
安心安全、こういうのが欲しかった。
誤って倒しても、ほぼこぼれないらしいです。よい時代。


ただひとつ、母が使いにくい点は
お湯が沸いたときに合図音がないことです。
沸騰すると、電気が消えて、スイッチが戻るように設計されています。
まあ、考えてみれば、
沸いたときにピロロロ~なんて音が流れる電子ケトルは知りませんが、
母の多動を思うと、わかりやすい合図があるほうが使いやすいはずです。

「いいわね」「使いやすい」「かわいい」など
母の評価は上々でしたが、
スッと台所に消えタカと思うと、
ガスコンロでお湯を沸かしていました、母。_| ̄|○
もう少し一緒に使って、便利さをその身にしみこませなければ
使いこなすところまではほど遠い感じかな。


結局、実家ではわたしがヘビーユース。
調理中に熱湯が必要なときなどにサッと用意できて非常に便利です。
なんかちがう…。まあいい。

かつて高校時代の下宿で、電気ケトルにお世話になっておりました。
超原始的なシンプルな電気ケトルでした。
あのころの私にプレゼントしてあげたい。目を丸くするだろうな。

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同じサイズのサーモスのポットも購入して一緒にプレゼント。これもなかなか使いやすかった。

 

 

 

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