母は大相撲中継が好きです。
力士の名前などほぼ知らないのに
テレビの前で「がんばれ、がんばれ」とものすごく熱く応援しています。
対戦しているどちらも応援しているようで
決まった瞬間に悲鳴を上げることもしょっちゅうです。
オリンピックが続きます。
母は、各スポーツのルールも知らなければ、選手のことも全く知りませんが、
ただ熱く応援するそうで、一日が終わる頃には結構ヘトヘトだと苦笑します。
「どの人も、国を代表してやってくるえらい人なので
どの国の方も応援したい」そうです。いいバランスだな。
月曜日は女子スケートボードの受賞に触発されたのか
「若い人が頑張っているので、私も負けられないわ。
スポーツじゃないないけど、
私は自分の持ち場の生涯学習で頑張る。
明日は熱中症の勉強なの。頑張らなくちゃ!」
と、めちゃくちゃ鼻息が熱い母。
…お、おう。
明日はその生涯学習のつどいです。
2回目ワクチン接種から2週間経過したし、
私としてもいろいろ安心です。よかったなぁ。
その節は皆様、様々アドバイスをいただき、ありがとうございました。
日課のアレクサ呼びかけが終わって自分の仕事をしていたら
母からまた電話がありました。
「あのね、今年は2021年なのに、どうしてこのスポーツの大会は“2020”と言ってるの?」
「この大会はオリンピックで、
本当は去年2020年に開催するはずでしたが
コロナ禍のために1年延期になり、
名称は従来のものをそのまま使うことになっているからですよ」
ざっくり解説すると、「さすがフク」と褒めてもらいました。
ハードルが、押し入れの敷居くらい低いです。まあいい。褒めてもらったし。
きっと明日、集まるお友達とおしゃべりしたいんでしょうね。
記憶はあやふやだけど、
そんなことには臆せず、めっちゃ前のめりな母。
きっと多動のおかげでもあります。
でも、悪くありません。