認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

本日は事件なし、母は“自覚”なし

日課の、夕方Alexa呼びかけ。
「おっ、今日はシックな色の素敵なエプロンじゃないですか」とまず褒めまして。

私が先日贈ったものなので超・自画自賛です。【過去記事です】

55enkyorikaigo.hateblo.jp

「これは羽織るだけですごく暖かくていいのよ」と言う母に
「おそろい、おそろい~」と、私は自分のスモッグ姿を画面越しに披露しました。
羽織るだけで暖かいのはホンマです。

母、夕食に食べていた、カニクリームコロッケを、
わざわざ持ってきて見せてくれました。
コンビニ製。とてもおいしいらしい。
コンビニさん、母の食生活を支えてくれてありがとう。


そしてなにかの拍子で視界に入ったお手玉を手に取って披露する母。
お手玉って、ボケ防止にいいのよ♬」
…まずい、私としたことが、突っ込めない。


母が好きなので、お手玉は家中に置いてあります。お手玉は私よりもずっと上手。

投げた玉が光の加減で見えづらかったらしく
「お外で、桜の木の下でお手玉やったら楽しいわね。
桜の木が歌を歌ってくれるかしら」と母が言うので
「あら、母さん、
『春だからあの人いよいよおかしくなってきたかしら』」って
言われますよ」と言ったら、母はムッとして
「『楽しそう。私もまぜて』って知らない人が寄ってくるわよ」

 

母は、桜色のとても美しい世界を見ていたので
黒い突っ込みをした自分を反省いたしました。

「だって…」……ごっくん。

 

まあいい。

「ところで母さん、明日は4月ですよ!」と呼びかけたら
「エイプリルフール!、エイプリルフール!!」
と、母が言うので、ヤメテ…と思いました。

 

まさかな。やらないよな(大汗