認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母、あっさり回覧板を卒業

 
おついたちなので、お世話になっている寺社にお参りに。雨の日のお参りは、まるで人払いでもしたようで、「境内独占、ヤッホー!」なのでした。画像は新井薬師 梅照院。

日課の、夕方Alexa呼びかけ。
画面越しに、少しまた目が腫れているようにも見えたので
それを伝えると、ぐりぐりと目をこすりはじめる母。
Alexa越しに何度言ってもどこ吹く風で
「さわっちゃだめですって💢」
思わず大きな声が出ます。
東京自宅で大きな声を出しても、母には痛くも痒くもありません。
…もしかして、わざとやってるのか!?(ありえます)

「朝晩目薬ささなきゃだめですよ。
塗り薬塗らなきゃだめですよ」
と言ったら、
「はーい、おかあさん♪」
と、母が私に言ってケロケロ笑うのでした。
💢💢💢
…ま、まあいい。


ケロケロ笑う母です! だれが「おかあさん」やねん!!

ところで、実家の回覧板問題は、思いのほかあっさりカタがつきまして
母は晴れて、回覧板を卒業することができていました。
母が申請して(本当でした)許諾されていたのです。😲
6月の帰省時に民生委員さんに確認したところ、
回覧板は卒業するけれど、
自治会員(町内会員)であることにまったく変わりはないそうです。
地域によって対応差があるもんですね。
あまりに理想的だったので、繰り返し何度も確認してしまいました。

 

というわけで、実家地域では、
自治会に属したまま、回覧板を卒業することができました。
この上なく円満に。
 ✔自治会費は春先に納付しています。
 ✔自治会での公園草むしりなどの活動は、
   高齢のため免除していただいています。

自治会の連絡網にも継続して入っているので
災害時などの緊急の際は連絡がくることになっています。
まあ、電話とれないことも少なくないのでアレですが
民生委員さんに「私が責任持って伝えますからご心配なく」
とおっしゃっていただけました。


Twitterで、
回覧板やめる=町内会卒業 などのケースも伺っていたので
ちょっと拍子抜けでした。

地域差が大きいものですね。
とてもありがたいと思いました。

最近ときどき、どのようにお返ししていくのか
しみじみ考えることがあります。
とりあえずできることから少しずつやっていこう…。

【過去記事です】

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