認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症支援_デジタル日めくり設置の失敗

隣家突撃事件でそれどころではなくなってしまいましたが
先週木曜日の訪問介護(38回目)は比較的スムーズに進みました。
ヘルパーさんがお越しになったときにはすでに
専用のゴミ出し袋にゴミがまとまっていて
あとは出すばかりになっていたそうです。

前日Alexa呼びかけで
「明日はヘルパーさんがお越しですよ」と告げたときに
この世の終わりのような悲壮な顔をして
「疲れるからイヤなのよ」と言っていたのは
もしかするとこの作業のせいなのか!?
まあいい。

 

ヘルパーさんが仕事終わりに
「掃除をしていたらソファの上に28日のお薬が落ちていました」
と未開封の袋を見せてくれました。【28木 ヨル】…それは
袋がなくて、母と私が、ケンケンガクガクでもめた日…。
なんかちょっと、「タンスのかげで心細げに迷子になったハートのエース」みたい(「微笑みがえし」)。
【過去記事です】

私が追い詰めちゃって、母が「もう飲んだ!💢」となったのなら
私の反省案件です…まあいい。

ところで、お薬カレンダーの隣に、
アデッソのデジタル日めくりを設置していますが
場所が悪かった。
離れすぎていました。微妙な問題ですが
カレンダーの薬を必死に探す母の視界にはまるで入らず、
道理で「今日は何曜日、何日か言って!💢」と聞かれるわけです。

ほーら、Alexaでも見切れてしまう。

もうちょっとだけデジタル日めくりの位置を低くすれば
探す母の視界に入りやすく、
母のフラストレーションも少なかったのにな。

認知症の人の視野は狭いというのを
あらためて痛感しました。
日々学び。


せっかくデジタル日めくりセットするなら
被介護者の目線、視線を観察して設置されることをおすすめします。
うまく設置できれば、効果倍増でございますよ。

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