認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

母、要介護1。ほぼ認知症ですが、専門医の受診はしていません

 

本日の見守り。1枚目:朝8時すぎ。起床後に身支度をととのえて雨戸を開ける母 2枚目:お三時の食いしん坊さんの様子w。頑張って生きてるなぁ、母。

先日、高齢者施設運営関連の仕事をしている方と知り合い、
さほど時間がない中で、聞かれるがままに、
遠距離介護をしている母のことをお話ししていました。
※利害関係のないプライベートな交友関係です。

短い時間で、詳しい話はしていませんけれど
その方がおっしゃった
「お母様は認知症というよりも、通常の老化ですね」
という言葉が印象に残りました。
そうか。通常の老化…。
いやいやいやいやいやいやいやいや。

母の認知機能の低下を、投薬で対処するつもりはないので、
娘の立場では正しく分析することにほとんど意味はありません。

でも、体大好き、脳も大好きな立場で言うと
母の状況について、本当はどうなっているのか知りたいなぁ
という欲求は常にあります。
だからといって、この件で母に受診してもらうことはこの先もないでしょうし、
できれば薬物治療もしないままこの先も歩んでいきたいのが希望です。

 

よくあるサイトのチェックなどで母の様子を照らし合わせると
「年齢によるもの忘れ」の範疇は軽く超えています。
認知症の中ではアルツハイマー型がいちばん近いですが
軽度~中等度のあたりをうろうろしていて、
今のところは重度にはならず9年経とうとしています。
「進んだかな…」と思ったら、ありがたいことにまた戻ってくるので
進行はたいへん緩やかといっていいと思います。
アルツハイマー型とも少し違うような。
多動にアルツハイマーが入って母の展開になっているのではないかと察していますが
本当のところはわかりません

 

それでも、水面下でひたひたとは進んでいます。
入浴や、日常的な階段の上り下りなど、日常でできないことも増えています。
食事も毎日配食です。
短期記憶はもはや「30秒」だし、
できない家事は増えるし(ホントはほとんどできません。しかしこれは、もともとのADHD気質由来とも感じます)、
作話増えるし、ご近所への突撃が増えているし。
でも、元気で、そこそこごきげんさんに独居で暮らしています。
毎日近所を散歩して、運動もつとめて欠かしません。

 

腰椎圧迫骨折とか、眼底出血とか、年齢由来の各種トラブルに見舞われますが、
ありがたいことにそのたび回復して、元の位置に戻れています。
何より、一人で暮らしているのは超絶ごきげんな模様です。
このまま独居を続けられたらいいなぁ…
と夢想する春です。

今年も桜が見られそう。うれしいなぁ。

2019年3月28日の母娘。ふたりとも5年分若い…