高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

高齢母のインナーチャイルド

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私のことを“おばちゃん”呼ばわりするハナちゃん(仮名)。


私の中の小さい子の話(「お母さんに甘えたいのっ! 私の中の小さい子の叫び」
を三日前に書きました。
実は、母の中にも小さい子「ハナちゃん(仮名)」がいることを、
私は強く感じています。
年を経てますます、ハナちゃんの出現回数は増えています。


もともと、私が母の認知に関する違和感を覚えたのは、
ハナちゃん(仮名)の出現回数がきっかけだったかもしれません。
もともと昔話は多い人ですが、格段に彼女の幼年期の話題が増えたように感じました。
母は、実母から拒絶され、祖母(私の曽祖母)に預けられて育ったので
根底に寂しさの感情を強く抱えています。今もずっとそうです。
私がHSPのせいもあるのでしょうが
「お母さんにイヤというほど甘えたい、褒められたい、肯定してほしい、
抱きしめてほしい」という、強烈な欲求を感じます。
そのような母に対して、
「しょうがないな。私が母(ハナちゃん・仮名)のお母さんになろう」
と思ったのは、母が大病から復活した2018年のことでした。
もちろん見た目は高齢で、おばあさんですが、
中身は甘えたくてたまらない幼い女の子。
その“女の子”も、ただ可愛いだけじゃなく、
ワガママで勝ち気で鼻っ柱が強いので厄介なこともいっぱいで悩ましいです。
大声で叫ぶわ、イヤイヤするわ、ギャン泣きするわで、
なかなか手を焼いています。
でもまあ、ハナちゃん(仮名)の気持ちも察することができるし
私にしかできない対応だろうからと割り切っています。
貴重な体験をさせてもらっています。
ハナちゃん(仮名)の満たされなかった寂しさを
埋めてあげられたらいいのですが、どうでしょうか。


2018年に、母の大切にしていた七五三の記念写真を
現代の技術でカラーに着色してもらって贈ったら
ことのほか喜ばれました(上の写真)。
80年以上前の写真を蘇えらせる技術はすごいですね。
以来ずっと実家のリビングのガラステーブルに飾ってあります。
私が感じている、“母の中の小さい子”は、彼女のイメージです。
先日夕食のあとで私がテーブルを片付けていたら、
母がニコニコして
「『おばちゃん、ありがとう。すごくおいしかった』って言ってる」と、言いました。

……“おばちゃん”なんだ、私は。
しかも“お母さん”にはまだまだ遠いのか。

ちょっぴりトホホな気分でした。