認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

実家の失敗家電!? 明るすぎる屋外防犯用センサーライト

実家でのセンサーライト設置工事の最中に、
家電店担当者から聞いて
「へえ~、そんなことが…」と思いました。

設置して初めてわかりました。
そんな呑気なもんじゃありませんでした。
こんな大事なこと、購入する前に教えておいてくれ💢

 

介護帰省時の終盤、
実家の玄関と勝手口に防犯カメラとセンサーライトを設置して
あ、た、と母娘でほっこりしたのもつかの間。

その日の夕暮れ時19時くらいだったでしょうか。
センサーライトが点灯しまして。
あんなに明るいものだとは認識が全く足りませんでした。
センサーライトっていうより
これ、サーチライトじゃん!!
眩しすぎます。
しかも、なぜか、消えません。
つきっぱなし。センサー作動してないし!
サーチライトの常夜灯になってます
_| ̄|○

目ざとく母がやって来て、
「こんなに煌々と明るくなるなんて聞いてないわよ!
こんなのいらない!!
よそと同じ明るさに戻して頂戴!!」
逆上が始まりました。

ちょうど私は、家電店担当者の携帯に電話して相談していたのですが
相手の電話の声が聞こえなくなるくらいの母の逆上ぶり。
「母さん、電話が聞こえないから、
いいからもう黙って💢 
今対処しているところだから💢💢💢」

それはそれは修羅場の様相でございました。

「今日はもう行くことはできない。
週末なので翌日曜日も対応は無理」と担当者。

まあ、働き方改革は応援したいので無理も言えません。

とりあえず、担当者に電話越しで指示してもらいながら
薄暮の中を私が脚立に上り、設置した電源ボックスを開けて
コンセントからライトの電源を引っこ抜いてオフさせました。
ようやく静寂が訪れました。
…強烈な明るさって、「騒音」に感じるものですね。

 

とにかく、次の6月帰省時に
テスト&確認できる時間帯に再度工事にお越しいただくことにしました。

 

勝手口のセンサーライトはそのまま作動しています。
点灯したときに、室内の台所から外を見ると
未知との遭遇みたいに
表に宇宙船でも到着したのかという明るさです。
なんかもうちょっとヤバイ。

 

明るさが冷や汗ものなので
お隣にさんにもエクスキューズを入れました(設置工事を行う旨は伝えていました)。
「想像以上の明るさなので、眩しくて眠れないなどあれば、すぐに連絡ください。
明日中までは実家に在宅しています」とショートメールすると
「寝室はお宅とは逆側なので問題ありません。
今のところは問題はなく
もしも気になったら遠慮せずにすぐ連絡するから大丈夫」
との回答でした。
翌日もクレームナッシングなので、セーフ、だったかな。


それにしても、センサーを横切るものに対して反応するため
まっすぐ向かってくるものには今ひとつ反応が悪いのです。
知らなかったな。
代わりに(?)もっと遠くの道路をふつうに走る車に反応しています。
なかなか非合理的だし、あまり防犯になっていない気も(大汗
だって静かにそっと近づいていけばライトはつかないんですもの。

 

これならドアの前に来たときに点灯するだけで
十分な気がします。
勝手口側も次回調整案件にしました。
玄関のセンサーが働くように直してもらうときに
ごくごく近くしか反応しないように調整してもらおうと思います。

 

まいったまいった…ではありますが
とにかく、防犯カメラも、防犯用センサーライトも、
つくにはついたのです。
フク家の偉大な一歩であります(違。

 

つけたあとで知りました。
防犯用センサーライトって、灯りによる
ご近所トラブルがめっちゃ多いじゃありませんか。

まあいい。
そもそもは母がご近所に迷惑をかけないための、
母に安心安全を感じてもらうための方策です。

防犯センサーライトのネガティブポイントは
あきらめず、ひとつずつつぶしてみます。
明るさについてはメーカーとも相談してみて
まだもう少しあがいてみます。

 

たとえばDIYで、
電灯カバーの外側に
ゼラチンペーパー(死語か。照明機材専用カラーフィルターのことです)を
耐熱ガラスクロステープ(180℃まで耐熱)で貼れば
明るさが抑えられ、溶けたり発火したりもしないで済むはずだな。
ちょっと構成考えるのが楽しみになってきました…😏