認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母に、脊柱模型が今日はいい仕事してくれました

Twitterでいただいたみなさんのリプを拝読し
泣いております。
共感していただけるってすごくうれしい。
そしておねだりしてごめんなさい。
気やレイキ、エネルギーをいただいて
もりもり力が湧いてきました。ありがとうございました。
おかげで今日はひとつ前進でした。

案の定、朝から母はコルセット拒否でした。
あれこれ言葉を尽くしたつもりですが
「私の人生だから私が決める」
「歩けなくなってもいいんですね。治療放棄ですね?」
「いいわよ💢」
朝食後、一戦交えて、
しぶしぶコルセット付けることに同意してつけてくれましたが、
昼食時には外しているわ、ふかふかソファで仰向けになって寝てるわ、
メイちゃん枕だわ!!! 
即死するぞ!(しません)

正直、私はどうでもいいというか、
寝たきりになったら「次のフェーズ」と思って粛々と対応するし
「起きることはみんないいこと」と基本思うタイプだし。
ただ、母が認知症で、現状を理解できていないような気がして
それだけ気になりました。
それは本当に本当の母の判断なのか!?

 

そこでお昼寝から目覚めた母と会談。
母が見えるようにA3の紙に大きく書いてまとめてみました。
母の目の前で、確認取りながら。

「母さんは今どうなりたい? なにがしたいですか?」
と尋ねたら、
「自分の足で歩いて、自分の目で見て、学習会に行きたい」
「ごめん、学習会はちょっと置いておかせてくださいね(汗。
なんだやっぱり、歩きたいし、見たいじゃないですか! よかった。
目の治療はしているから、続けていったらマシになるかもしれません。
じゃあ腰も治療しなくちゃ。腰の治療は2種類の選択です」


ここで母から「自宅で治療ってなに?」と来たので
よっしゃ! と思い、

「しかし、今現在の母さんは、治療拒否なんですよ。
つまり寝たきりまっしぐら。
おせち料理はもうダイニングでは無理と思いますよ。
3カ月頑張れば、杖なしで痛みもなくなるのにさぁ」


ここまで来てようやく
「……つける」✨✨
理解してくれたようです(今は)。すぐ忘れますけど。
でも、でも、目薬だってAlexa支援でつけられるようになりましたからね。いつか「入る」と信じたい。

 

そして夕方に、強力な味方がやってきました。
セキチューさんです。

目を丸くして眺める母。

おかげでじっくり説明できました。
「腰椎一番はここで、この腰椎一番はこんなふうに動いて、
力がこんなふうにかかるから傷みやすいんです。
母さんはこちら側が傷だらけになっていて、放っておくと、
上にも下にも広がって、そしたらすぐ動けなくなっちゃうんです。
それだけじゃない。痛いんですよ!!」

充分、母の興味が引けたようです。
自分でもエネルギーを使うようにと、母に伝えると、
「なんて声かけたらいいかな。台詞を大きく書いて」
と所望されまして。
自分で見やすいように書いてみると、書き始めました。

「腰椎一番“ちゃん”でいいのかな……やっぱり“さん”だよね、腰椎一番“さん”」と言う母。骨と母の距離感がそのひと言ではかれましたので、やっぱり買ってよかった。ちゃんと骨の存在を認識してあげることがすごく大事と思うんです。「骨さんの気持ちになってあげて」が、母にも届くようになりました。

明日は忘れるかもしれないけど
今日は今日で頑張ってくれました、母。

就寝後、またベッドから起き出してソファに行こうとしましたが
「母さんの“気持ちいい”は、骨さんにはしんどいことなの、わかってください」
と説得したら、ベッドに戻ってくれました。
奇跡じゃ…… ナウシカの大ばばさま風に。

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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