認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

認知症母に、1カ月以上前に片付けたものを指摘され焦る

母の1回目誕生日に、
たくさんのお祝いのお言葉をありがとうございました。
すみません、1カ月後に2回目もあるんですが、
おつきあいいただければ幸いです<(_ _)>

 

火曜日の朝食前のこと。母にいきなり
「私の賞状がない!! 全然ない!!!」と詰め寄られ、
私は口から心臓が飛び出しそうになりました。

 

「大丈夫母さん、全部2階に整理して置いていますから!!
骨折して杖を使うから、母さんがどんなに動いても安心なように、
家じゅうのすべてのドアが全開するように片付けたんです。
リビングも、台所も、衣裳部屋も、トイレも全部ですよ。

万一のことがないように
床の間のおひな様もガラスだったから全部片付けたの!」

 

1枚目は2021年4月の母。まだまだ猛烈に元気です。おひな様は、母の希望で年中飾っていましたが、介護ベッド搬入と同時に私が仕舞いました。想像力増進型なので、ここで母が倒れて血まみれになる様を想像して発狂しそうだったので。


ひとつもウソはないんですが
「この機に乗じて、できるだけ家の中をシンプルにしたい」
と、私が考えていたのも事実なので
あたふたしてしまいました。
別に私の好みの問題ではなく、ものがないほうが母の探し物が見つかりやすい、母の頭の混乱が少なくて済むからです。母は若い頃から気質的に、片付けられない人なので。

 

「賞状で確認したいことがある」
と言うので、よくよく聞くと
「贈呈者の市長(20~30年前の市長)の名前の表記を
確認したい」といいます。
「それなら私がすぐに書けますから」と書いて見せたら、
「ちがう」と納得しなかったので、
その方の書籍を書架から出して、著者名を見せて
ようやく納得してもらいました。
賞状のことは気にしなくなったのでひと安心でした。

 

1カ月以上前に片付けたもので
一度も突っ込まれたことがなく、しめしめと思っていたのです。


まるで母の頭の中で何かが活性化したようでした。

……なに!?

■以下、きのうのコピペで、アフィリエイトのジャンル別まとめ。まだほんの一部です。
  これから少しずつ整えて行こうと思います。ここから購入していただくと、フクにチャリーンとなります。    わたしの推しばかり集めました。

1番目:特大サイズ77×52センチ 2番目:毎年利用しているA2サイズ 3番目:毎年、暦でお世話になっている神宮館からA2サイズのカレンダーが出ているのをみつけたので、今年はこれにするかもしれません。
  

母は視覚障害を起こしていますが、まだ手帖をあきらめていません。
このUDダイアリーデザイン手帖なら見やすいのだそうです。UD手帖はみつからないのでおすすめです。B6とA5サイズがあります。

【冬のおすすめ】
冬の母の寝室の室温管理はデロンギにまかせています。
アナログの24時間タイマーでオンオフを設定。夜中に目が覚めたとき、朝起きたときにちぢみ上がらないようにしています。とても便利。助かっています。


【ご注意】以下の記事にもありますが、ご実家の電力容量にはくれぐれもお気をつけください。購入したけど使えない、ということにならないように! 私は実家の容量を30⇒50アンペアに上げました。以降は楽勝で使えています。

【遠距離介護、最初に揃えたいもの】
遠距離介護が決まったら、まずは実家のWi-Fi環境整えて、カメラ付きのEcho Showをセットします。
これで遠方から「呼びかけ」機能で、実家側は「取る」作業をせずに一方的につなげることができます。
不調時には再起動が必要となるのでスマートプラグがあったほうがいいです。こちら側はスマホで対応可能なので、最初の購入は親側1台でOKです。もちろんこちら側にもデバイスがあれば、より器機と親しめてスキルアップを図れます。

 

【ご注意】Echo Showは機器の名前。それで使うソフトが「Alexa(アレクサ)」。唯一の落とし穴は以下です、最新のWi-Fiを導入しようとするとハマります(私はハマりました)。 認知症対策】
認知症は日付の感覚を喪失します。できるだけ早めに
認知症になる前からでも、カレンダーの前にデジタル日めくりを
合わせて置くようにするのがおすすめです。
巨大な曜日は、認知症が進むと「これしかない!」って感じになってきます。
うちはお薬カレンダーも、デジタル日めくりとセットで置いています。
TVのリモコンは、「早く使うんだった!」と思いました。リモコントラブルが激減しました。

 

【難聴対策】
振動体温計は健常者にもおすすめです。とても使いやすいです。
フラッシュリンガーは音は切り、着信時に光るようにしています。電話を取れる確率がやや上がりました。
 

【衣料】
スリッパはあゆみシューズの室内履きにしています。

2番目は、あからさまな食事エプロンは嫌がるだろうと、おしゃれ系お食事エプロンを揃えました。がっ、スカーフ代わりに使ってしまうという困りごとが発生しました。

下着関連はこちらからどうぞ。

【手すりとステップ】
はじめは孤独に介護していたので、こういうものを自分で地道に揃えて母の動きをサポートしていました。とくに2番目の玄関の踏み台と3番目のアルミステップは日々大活躍です(たっちあっぷは母が嫌がり、現在納戸で待機中)。

これらは介護認定がおりると保険適用でレンタルできることもあるようです。担当のケアマネさんなどのにご相談ください。

【食べもん・飲みもん】
介護食は非常食もかねて常備しています。キユーピーさんの、いけます。
実家には小さいほうじ茶、ポカリスエットオロナミンCを箱買いして置いています。

 

【読むもん】
私の介護のベースになっているものです。3番目は子育ての本なんですが、親の介護でも夫婦関係でも変わらないと思って活用しています。

 

55enkyorikaigo.hateblo.jp

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