認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

アレクサな日常 echoshow実践の日々

昨年、迷惑電話防止機能をオンにしたら
電話の電話帳にほぼ誰も入れていないものだから
呼び出し音がどれも不安感をあおる警告音になってしまいました。
軽やかな「森のくまさん」音は、兄と私からの着信だけかもしれません…汗。

とりあえず、迷惑・詐欺電話の類いは減るのでしょうから、よしとしましょう。
しかも、母自身は呼び出し音が違うことにすら気がつきませんから。


介護帰省したときに、私は隣室にいて
「電話鳴ってるな…母さん出ない、いないのかな」と思ってそっとのぞいたら
母は電話の真横でTVに集中しているところでした(TVは字幕で音声ほぼなし)。
ガンガン電話が鳴っているところで涼しい顔をした母。
その現場を押さえると少し寒いです。


電話の呼び出し音、どうやら母にはほぼ聞こえていないよう。
それでも時々はつながるので…時々は聞こえているようです。
うちはそういう電話なのだということで、スルーします。
母は自分が聞こえていると譲りませんし、母が困らないことならOKてことで。


私の日課の電話はアレクサコール。
帰省した折りに状況を確認していたら、ボリュームが大音量で驚きました。
(私が自分のスマホから母のechoshowの音量調整をしているのですが、それにしてもデカい)
さすがにこれだと認識されやすいわけです。
それでも呼び出しはじめはそーっと呼びかけて
脅かさないように気をつけています。

今日アレクサコールしたら
「ハイビスカスの名前を忘れるので、花の妖精ビスちゃんを書いて置くことにした」と母。うれしそうです。
そう。うちのリビングの窓辺で今も可憐な花を咲かせているのです、ハイビスカス。
母は確かに名前が覚えられないし、ついでに水をやりすぎてしまいます。
「へーっ、かわいいね、次帰ったときが楽しみ」と言うと
「チョット待って。見せてあげる」と、画面の前に持ってきてくれました。

ビスちゃん。幸せ運んでくれるらしいです。

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echo showの角度も少し変えてきました。よし、ちゃんと入るようになりました。

母さん、それはキティちゃんを土台にしていませんかね!?