認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

遠距離介護_ 夜のうちに片付ける

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左側の黒い影がソファ背面。積み上げられたものは、放置するとやがては部屋中に増殖していきます。夜のうちに片付けると、母との衝突なしにきれいになります。

年末年始の介護帰省の折、
ソファの裏に目をやると、ものが積もっていました。
…来たな。
内容を確認すると、ほぼ2年以上前のものを中心とした昔の書類です。

久し振りです。
介護帰省を始めた当初は、ここに、高さはこの4倍ほどの状態で
5列くらい積み上がっていました。
放置するとこれがどんどん、部屋中に増殖していきます。
今はソファ裏の目立たないところでマシですが、
やがて見えるところにもどんどん積み上がっていくのです。
母、じか置きの天才。


これを母の目の前で片付けようとすると
ギャオス※母のガミガミ怪獣版 が登場しますので、
夜、母が寝静まってからが計画実行のチャンスです。
昼の間に、使用する段ボールを用意して、私の部屋に置いておきました。


最近は、父が亡くなった当時のままにしてある本棚の(没後30年間手つかず!)、
父の蔵書の段の本すべてを抜き取り、段ボールに詰めて納屋へ…。
空いたスペースをこうした母の書類置き場に充てています。
空いた場所に、母の書類を平行移動させるのです。
ちらしとかDMはしれっと捨てますが、それ以外はほぼ捨てません。


翌日同じ場所を目にしても、片付いていることを母はまず気がつきません。
もちろん私も申告しません。
朝には母の気分が一新することを、応用させていただいています。
日中の母の居室となる、ダイニングやリビングも、
帰省時は同様に日々片付けています。
※以前大手術を行っているので、現在は日々のメンテナンスだけで対応できます。


「我が家にはこびとがいて、

私のものを隠してしまうことがあれば、
夜のうちにきれいにお片付けてしてくれることもある

くらいに思っているかもしれません、母。

次回帰省時もこびとミッションに励む所存です。

 
☆関連過去記事でございます。

 

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