認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

コロナ禍

ケアマネさんの年の瀬の訪問

書き込みしやすいシンプルカレンダー。さっそく自室にかける母。夕方に訪問者あり。ケアマネさんが、カレンダーを持って年末のご挨拶にお越しでした。お目にかかるのはたしか、介護保険の住宅改修工事のとき以来。およそ1年ぶりです。このかん、お目にはかか…

ご近所さんへのご挨拶をブラッシュアップ

夜明け前のマジックアワー。いつもと同じ朝6時半の始発飛行機で、この景色が見られるのですからやっぱり真冬はいいなぁ。 九州に戻りました。自分のスモックをかぶり、スズと笛を首からぶら下げたら、気持ちが引き締まりました。 しかし、私が首から提げてい…

コロナ禍の「介護帰省」

日課のアレクサコールはツカミが勝負。こういうのとか こういうのとか こういうのとか を画面に出しておいて「かあさーん、おげんきですか!」(いっこく堂ふうに)まずまずウケています。 実家地元でも十分感染は拡大していて19時のNHKニュースでは、…

コンビニ複合機活用術と家庭用複合機のベストバイ

実家の座敷を私の作業部屋に充てています。複合機は右端。2018年初頭にから遠距離介護が本格化したおかげで、実家九州でのリモートワークが本格化しました。リモートワークをスタートするにあたっては① 実家のWi-Fi環境整備(回線工事&ルータ設置)※ド…

マスク着用時の二酸化炭素中毒にご注意

真夏のマスクにもずいぶん慣れてきました。しかし、猛暑下ではやはりつらい。昨日は途中水を飲まなかったこともあり、夕方帰宅するとのびてしまいました。今年も熱中症道を邁進しております。以前も書きましたが、母はマスク嫌いです。しょっちゅうバスに乗…

電子書籍でコロナ第2波の予習!?

感染症の専門家としてTVなどの出演でおなじみ、岡田晴恵先生の『どうする!? 新型コロナ』をKindleで読んだ後でそのまま読者コメントに惹かれて2009年の『隠されたパンデミック』を読みました。『隠されたパンデミック』はパンデミックを描いた社会派小説。…

コロナ第2波に備える

6月2日の、新型コロナウイルス感染症の、東京の感染者は34人。院内感染のクラスターも合わせると、49人の数字に。緊急事態宣言前、夜に小池都知事による「感染爆発の重大局面」発言のあった3月25日の東京の感染者数をあっさり超えてしまいました。…兜の緒を…

感染予防マスク、夏場は熱中症対策優先

公園の遊具はまだ使用禁止でした。 東京で緊急事態宣言の解除が発表された夜私はぐったり寝込んでいました。 その日は久し振りの出社。電車を避けて、家から事務所まで片道30分歩いたら熱中症のような症状に。途中で呼吸が苦しくなり、マスクを外して歩きま…

“コロナ”第2波に備えておく

今回大いに助けてもらった20年もの“発酵マスク”。箱から取り出して5枚ずつパックに。 新型コロナウイルス感染症がいったんひと段落しつつあり、ホッとしています。ただ、遠距離介護している母に対してこの感染症対策を徹底するのは容易ではないなと感じま…

近隣へのご挨拶 今後の介護帰省

昨年までは、介護帰省するたびに、ほんの小さな手土産持参で「母がいつもお世話になっています。帰りました」と、近隣へご挨拶に伺っていました。母が入退院をきっかけに、私がおつきあいできるようになった2018年初頭からです。よくお世話になっているお…

どうやら母に忘れられていた模様…

2020/05/12の羽田空港国内線第2ターミナル。今日も閑散としていました。「他道府県に行くな」と書いてあり、必要・旧では急ではあるものの、申し訳ない気分も少し。 今回も無事に介護帰省できました。ただ、思っていた以上に母との意思の疎通ができていなかっ…

健康不安 ただの風邪でも…

本来私は気管支が弱く、毎年のように冬の終わりに風邪をきっかけにした気管支炎を併発していました。たぶん、冬の間張り詰めていた緊張感が、春になって緩むせいです。ほぼしゃべることができなくなり(声が出なくなる)、内臓が飛び出すんじゃないかという…

緊急事態宣言下の遠距離介護 うちの場合

バス停で手を振る母。またひと月、元気でね。 帰京の日です。 お昼のバスの時間を気にしながら、 あれもこれもやっておきたいと焦ります。 母とのソーシャルディスタンスを気にかけなければと思っていたものの 実際には、食事と3時のお茶で、テーブル越しで…

遠距離介護は補充が命

GoogleのToDoリストのストックチェック。ストック以外のこともありますけど。 「毛染めがない! どこにやったの!!」と、母が東京の私にキレて電話をかけてきて以来1週間以上が過ぎています。あのときは「仕方がないから明日買いに行くッ!」とプンプンして…

高齢者買い物難民を救う移動販売車

九州実家は市内の高台にあり、食品を扱う最寄りの店は、徒歩約20分にあるローソンです。スーパーならバス20分の場所に行かなくてはいけません。車社会なので、ひとり暮らしの高齢者は買い物難民になっていきます。とはいうものの、週に一度、水曜昼には歩い…

外出自粛と遠距離介護

遠距離介護は「不要・不急の外出」には当たらないとは思っていてもこのご時世、帰省して胸を張っているわけにはいきません。家の中でも母といるときはマスク、外に行くときにも必ずマスク(これは東京でもデフォルト)、母に代わって買い物に出かけるときは…

風邪を引き込まないための策

昨夜の母の微熱は、今朝には36.4℃になっていてホッとしました。 COVID-19の記事は読み漁っています。はじめわからなかったのは、「症状がひどくなければおうちでやりすごす」ということも納得できるようになりました。無症状のまま抗体獲得は夢じゃないんだ…

高齢母の入院でよかったこと ②リモートワークの環境が整えられた

「遠距離介護もしていることだし、 そろそろリモートワークの態勢を整えておかないとね」 なんてぼんやり考えてた2017年の私。 事務系クリエイティブなので、離れていてもできる仕事が多く うまくスケジュールを組めば、体が九州にあってもふつうに仕事がで…

コロナ禍 ライブの自粛

夫はバンドマン。アマチュアです。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行り始めに “無観客”がホットワードになり始めた頃 「うちのバンドは無観客には最強!」なんて軽口叩いていたのが懐かしいです。 東京でもバンドマンが多いまちに暮らしています…

仮想・東京ロックダウンと遠距離介護

家庭用にあるといいのにな 新型コロナウイルス感染症(covid-19)の話題が ホットになりはじめた2月中旬、 東京のロックダウンをシミュレーションしていました。 何度繰り返してもベストな答えはわかりません。 都道府県や国の指針が出ていないか見ています…