認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

ごきげん術

帰省の飛行機を乗り過ごしてしまいました

月曜始発の航空機で帰省予定でしたが、やらかしましたー。日曜の夜、新宿から空港へ行くリムジンバスを念のため予約。このご時勢でリムジンバスがガッツリ減便されておりまして。エアは6時25分羽田出発というのに、新宿からの始発リムジンバスの羽田到着は、…

docomo「ケータイ補償サービス」で故障iPhoneを新調

メインボタンを押すと、かなりの音量でグワシャッという破壊音的な異音が響くようになった家族の旧iPhone。画面には結構なヒビも(汗。 家庭ではIT担当やっています。そこそこわかるし、なにより好きだし、当然です。 なかなかハードな使用に耐えていた家…

高齢母に「性の多様性」を伝える難しさ

母には「性の多様性」の概念がほぼありません。テレビを見ながら、たまに私がギョッとするような発言をすることもあります。「母さん、そういうことは今は言ったらダメな時代ですよ」と軽くいなすことはありますが、それで母の中に落ちたとも思えません。 狭…

ハイビスカス、そろそろ植え替えシーズンです

2月に撮影した実家ハイビスカス。自宅が赤なのでこちらは黄色。太陽みたいでぱっとしてかわいいです。午後3時頃に母から電話がありました。最近は通常は自宅でテレワークなので、電話がかかってきてもほぼ気楽に対応できます。それでも一瞬、何事かと身構え…

セラミックスピアスを見つけて5年ぶりピアス復活

5年間お休みしていたピアスを復活することができました。天にも昇る心地だったので金属アレルギーの方向けに置いておきます。 金属アレルギー向けにチタンピアスを勧められることがありますが皮膚科医には止められました。医療用ステンレス系のピアスも、避…

ごきげんの問題 自分と周りとの境界を意識する

いつもニコニコしていたいと思っています。表情というよりも気持ちの問題です。「わたしは、ごきげんがいい」。気持ちが表情に引っ張られることも多いのでできれば表情もふんわりしているほうがいいかな。 本当は、わたしがごきげんでいると決めればそれはな…

88歳母に新たな趣味を探したい

母は実家地域のまちのボランティア活動を始めた人でもあり、ほんの5年前までは、月1で、特別養護老人ホームにボランティアに出かけていました。母が音頭を取って、入所者のみなさんとお歌を歌ったり、踊ったり、それから、お風呂上がりの方の髪をドライヤー…

兄妹で介護について語らった

母、昼ご飯に、兄のためにエビフライを作りました。朝からすごく頑張りました。よい食べっぷりで、兄すばらしい… 嵐のような2泊3日で兄が帰阪していきました。とはいえ昨晩は、きょうだいで、今後にとって有意義な話をすることができました。兄は63歳・おそ…

実家朝のHSP的妄想

母の食欲に合わせてだんだんシンプルになってきた朝食(汗 実家ではだいたい朝6時半から6時45分に起床して部屋を暖め(夏なら冷やしたり)、前夜にまとめておいたゴミを集積所へ出しに行き、神仏にお茶をお供えし(母がお参りするだけでいいように)、朝食の…

息子合流、母絶好調

貴重な晴れ間に庭をささっと掃除したり、見回りしたり。冬の間に葉を落としてしまう多年草の植物が母に引き抜かれてしまうのをレスキューしました。 結構太いマーガレットが掘り起こされて、庭の片隅で干からびていました。戻るといいんですが(泣。 秋の終…

謎:EchoShow5で私の視線の動きを読み取る母のこと

日課のアレクサトークで、「もーういくつ寝ると~♪」を歌いだす母。スヌーピーと一緒に待っているそうです。 ごきげんだなあ。実際に会っているときよりもずっと、母は陽気な気がします。私もアレクサトークでは、できるだけニッコリ(わかりやすく)笑うよ…

啓蟄 今年もムシとの格闘が始まる

3月5日、暦は啓蟄(けいちつ)に突入です。二十四節気(にじゅうしせっき)のうちのひとつで、「冬ごもりをしていた虫が土の中から出てくる頃」。 旧暦手帖の『和暦日日是好日』中面です。好きすぎて、日記帳をこちらに引っ越してまおうかと思案中…。いや、…

高齢母、元気なときとは言うことが変わる

今から30年ほど前。母がアラ還の頃は、「子どもとはいえ、ひとつ屋根の下に一緒に暮らすのはちょっとね」と言っていました。思えばあれは、母がまだ、身も心も元気だったからなんですね。 先日の帰省時、母に「母さん、以前は、一つ屋根の下に一緒に暮らす…

母への怒りをリフレーミング

怒りの感情が苦手です。日常生活の中では、怒りに到達する沸点は結構高いほうだと思っていました。 しかし、体の反応から、強い怒りがあることを第三者に指摘され、自分の中の小さな子が顔を真っ赤にして怒っているのを感じ取ることができました。昨日の記事…

怒りは、悲しみの仮面をつけていた

2016年のことです。鍼灸院で、「感情は体に現れる」という話を伺っていた折のこと。「ちょっと右手にギュッと力を入れてこぶしを作り、強く握り締めてみてください」と先生に言われ、その場にいた3人で言われたとおりにしてみました。 そのままの状態で1分、…

断髪で快適毎日

30センチほど髪を切りました。日課のアレクサトークではめちゃめちゃカメラに近寄ってトークしていたらとりあえず今日は母にはバレませんでした。 何度かベリーショートにしていますがたぶん、ここまで短いのは初めてなんじゃないか。美容室では「五分刈り希…

高齢母の開運通販 私の腹話術

少し前に「あの小さいワンコ、ああたが持っていったわよね」と濡れ衣を着せられた母のお気に入りの丑(うし)の置物です。愛嬌あるお顔。 いつもダイニングの母の定位置そばに置かれてよく母に話しかけられていました。 「今日はいい天気ね」と母が話しかけ…

深夜に荒ぶれた母

母は毎朝、ほぼごきげんに起きてきます。これにはいつも救われます。今朝も変わらずごきげんでした。 ほーーーっ。 前夜は母が荒ぶれたので、どうかな…と思っていたらいつもと変わりません。意図的なのか忘れているのか、定かではありませんがあえて突っ込ま…

恐怖症 トライポフォビア 私の場合

水玉付いたイラストまで使えるようになりました。母さん、おれ、やったよ!ごく最近まで引っ張って、ようやく脱出しかけているものに恐怖症があります。先端とか、高所とか、閉所とか、対人とか、鳥とか、飛行機とか、実に様々な恐怖症があります。私の場合…

介護者・被介護者の共依存

親子関係や、恋人・夫婦関係、また介護者と非介護者の間で起きやすいといわれる「共依存」。病名ではなく傾向です。介護の場合は、献身的な介護が過ぎて陥っていくことも少なくなく、被介護者の虐待につながりやすいことが指摘されています。 介護で逃げ場な…

おとなHSPがラクになるために

ひと言でHSPといっても様々なタイプがあるしADHDも同様だと思っています。ましてや私は医療関係者でも、研究者でもありません。あくまで自分の場合、母の場合、もう少しだけ広げて、自分の知人のHSP、ADHD、せまいの範囲の話です。 自分に厳し…

高齢母を、意地でもホメる

いらすとやさんで絵を選んでおりましたらこの絵に目が留まりました。目が留まって、ぶわっと涙があふれちゃった。そうだ、うちの母娘にもこんな時代があったな。母の温かさを瞬間思い出しました。 離れているからこそできることがあります。それは日課のアレ…

高齢母との変顔コミュニケーション

一応、母のプロなのでアレクサトーク(呼びかけ)で画像に母が現れた瞬間に、体調、具合の察しはつきます。 一般的には、具合の悪そうな人・しんどそうな人に対して「どうしたの? 元気がないね」「顔色悪いね」「しんどそう」「きつそう」は禁句です。あえ…

起きたことは全部いいこと。義母の命日に

1、2月は少し特別です。1月上旬に父(享年62)の命日、間に母の二度目の誕生日をはさみ、1月下旬に義父(享年76)、2月上旬に義母(享年74)の命日があります。家族に「お義母さんの命日のお花買ってきて」と頼んだら、ちゃんと義母好みを見立ててきました。…

介護者のごきげん術

介護に限ったことでもありませんが自分のごきげんは大事です。自分の気持ちがダメダメなときに、人様のお世話をするのは地獄に近い。「まずは自分」「自分のごきげん第一」と思って日々過ごしております。身勝手だと笑わば笑え、ひいてはそれが世のため人の…

冬の介護にテッパンのオイルヒーター

冬の間は、母の部屋にデロンギを入れています。※実家の電気は「50アンペア」まで上げてもらいました。家の電気容量が足りないと、せっかく購入してもすぐにブレーカーが落ちることにもなりかねず、ご注意ください。15分ごとに刻める24時間タイマーで細かくオ…

高齢母の通販

日課のアレクサコールでつながるなり「あの小さいワンコ、ああたが持っていったわよね」と母。小さいワンコ???「え、ワンコ? 知らないよ? 小さいってどのくらいの大きさなの?」「こんなよ、こんな小さいワンコ。ああたが『頂戴』って言ったでしょう?…

遠距離介護の今後

帰京した翌朝、東京で目が覚めると、九州でひとりになった母へ思いを馳せます。母になにか予定でもあれば寂しさを味わわずにすみますが、コロナ禍で予定も少なくなっていますから、余計に寂しかろう。 私が居なくなった初日に冬の朝、朝ご飯の仕度をするのが…

「あとから食べる」高齢ADHDのお食事常套句

高齢のせいもあり、母は食が細くなりました。ADHDもあるのでしょうが食事中にほかのことに気が向くと、続きが食べられなくなっちゃいます。飽きる、または食べられないときは「あとから食べる」の常套句が登場します。「あとから」と言ったものは、まず二度…

届かなかったお弁当が、超高級になってやって来た!

待てば海路の日和あり。母の誕生日に待ちぼうけしたお弁当の件。昨晩、持ってきてくださるという母のお友達から「水曜日のお昼にお弁当を持っていくね」と連絡がありました。申し訳なくも「娘さんの分も」。なんかすみません~。 右上のお吸い物が、パッと見…